さて、地球には象とか鯨とかの巨大生物からアリとかフンコロガシのような小さな生物まで大小さまざまな生き物がいるわけで、それと同じように大宇宙にも巨大な宇宙人から小さな宇宙人まで色々なサイズの宇宙人がいて当然という話になる… 続きを読む ケンタ星人
投稿者: tokoma-trip
フローレス、そしてティカル遺跡
強権的独裁という形で軍のガテマラ支配が続いていた1980年代。 その頃のティカル遺跡は訪れる観光客も少なく、また長期の内戦で遺跡は過度に整備修復などをされることもなかった。 その為かティカルはジャングルの奥深くに隠され… 続きを読む フローレス、そしてティカル遺跡
桃源郷
”桃源郷” なんて素晴らしい響きなんだ。 それはリビヤ砂漠の端、ダルフィール地方に忽然と現れるスーダンの最高峰ジャベルマーラにあるという。 紀元前から存在していたともいわれる紅海の港町スアキン、その珊瑚で作られた… 続きを読む 桃源郷
観覧車 03
雨の夜空に浮かぶのは巨大な光の輪、それは観覧車。 夜になると煌めく電飾に飾られ動き出す観覧車、それは何時も無人。 そして誰も観覧車が回り続ける理由を知らない。 分かっていることは、あの観覧車は誰も近づくことの出来ない別… 続きを読む 観覧車 03
真冬のホットスプリング
「トコマ、ホットスプリングに行こうぜ」 「ホットスプリングだって?」 「そうさ、野外のホットスプリングだ」 「それは最高かも、ジョン」 「けっこう有名なスポットだが、冬は雪に埋もれるから誰も行かない。 だから冬… 続きを読む 真冬のホットスプリング
白いペンキの線
「もっ、もしかして・・・、クソ餓鬼?」 「俺のことか? 見たら分かるだろう、ガキの姿で頭の上にクソが乗ってるだろうが」 「あぁ、確かに・・・」 「何か不満か、”お客様大歓迎” の旗でも持っていると思ったのか?」 … 続きを読む 白いペンキの線
さて、引越しをしよう!
ギリシャからオランダに引越すことにした。 まあ理由はいくつかある。 例えば三ヶ月毎に更新しなければならないビザだったり、素晴らしい場所でも長くいると飽きてくることもあるし、ギリシャの夏の暑さが嫌になったとか、一度はアム… 続きを読む さて、引越しをしよう!
蜃気楼
今では観光客とサーファーで溢れるメキシコはオワカ州、ジポリテのビーチ。 しかし80年代初めのプエルト・アンヘルはまだ小さな田舎町で数キロ続くジポリテのビーチにも人影はまったくなかった。 遮るもの何もない太平洋の向こう… 続きを読む 蜃気楼
かぐや姫恵美子
「幸恵、一緒に行ってくれる?」 「もちろん行くわよ、今回のことは私も責任を感じてるしさ」 「幸恵ならそう言ってこれると思ってたわ」 「で、期間はどれくらいなの?」 「未定だってさ」 「あんな大騒ぎを起こしたん… 続きを読む かぐや姫恵美子
世界征服装置 Part 2
月光堂は江戸時代から続く老舗の六代目として、和菓子屋月光堂の更なる繁栄をご先祖様に誓っていた。 しかし昨今のパテシエ人気の華やかさとは隔絶した和菓子の世界、当然のように月光堂の売上はジリ貧右肩下りがりで平常運転。 だが… 続きを読む 世界征服装置 Part 2