「確か彼は、年金生活に入っているのでは・・・、何であの星に?」 「ちょっとした手違いで、彼の帰国便があの星止まりになりまして」 「まあ、私達は神様じゃないですからねぇ、そういうことも起きますよ」 「幸いにも、彼が… 続きを読む 空を飛ぶ人 Part 3
月: 2021年5月
空を飛ぶ人 Part 2
彼は飛び続けた。 青い空と碧い海、そしてほんの少しの雲しか見えない世界を、彼は飛び続けた。 彼には目的地も、理由もなかった。 彼は飛んでいることが楽しく、そして幸せだった。 人々は飛んでいる彼を見つけると、叫んだ。 … 続きを読む 空を飛ぶ人 Part 2
空を飛ぶ人 Part 1
「鳥だ! 飛行機だ! いや、スーパーマンだ!」 人々は彼が空を飛んでいる姿を見て、そう叫んだ。 その叫びを聞いた彼は、なぜ人々は自分のことを “スーパーマン” と呼び、”フライング… 続きを読む 空を飛ぶ人 Part 1
アフリカの風
ロッテルダム、アウデ・ビネン通りのカフェ。 いつものカウンター席に座り、通りを眺めながら紅茶にジョイント・・・それはバスキング前、朝のルーティン。 一年に300日雨が降るといわれるオランダ、しかし今日は朝から青空が広が… 続きを読む アフリカの風
初めてのオートバイ
カーニバルが終わり、イースターまでのギリシャの短い春・・・街は冬眠から目覚め、バカンスシーズンへの準備に騒ついている。 アテネの冬は意外と寒い。 そんな冬も終わり、初夏の日差しを浴びる気分は、最高。 気分最高につられ… 続きを読む 初めてのオートバイ
ヒッチハイク
ハイウエーに立ち、親指を突き上げヒッチハイク。 この場所に立ち、すでに五時間を超えるが一台の車も止まらない。 まあ、慣れてはいるが気が滅入る・・・世界から見捨てられたような気分だ。 一日に十数台しか通らないジャング… 続きを読む ヒッチハイク
バナナ三昧
ウガンダの国境ポストから、誰もいない一本道を二時間歩いてコンゴの国境ポスト。 そこにはイミグレーションとカスタム兼用の簡素な建物、そして町まではまだ20キロ。 歩くのが特に趣味でもない俺は、町までの移動手段を捜すが無か… 続きを読む バナナ三昧
冒険者達のカケラ
「ヤチェック、なんとかなりそうか?」 「思った以上に、難しいかと・・・」 「やはり難しいか」 「でもキャプテン、可能性はあります」 NA-1593 の番号しか付けられていない、辺境惑星。 その惑星の周回軌道上、… 続きを読む 冒険者達のカケラ